江南高校自然科学部の部員2名が、2009年8月5日、知多半島先端の「荒磯」海岸で開催された自然観察会に参加しました。天候が心配されていましたがなんとか曇り。無事に観察会が開催されました。
しっかりとして脱げにくい靴、濡れても動きやすい服装(日よけに長そで長ズボンがよい)、軍手、水分
草ぬき、ピンセット、ルーペ、アミ、観察箱
以上のような道具があると観察しやすいと感じました。身軽なのも大切です。
潮だまり(タイドプール)は生物多様性の高い場所であり、陸とも海とも異なる独特の生態系や生物相を持っている場合が多い。その理由として、低潮線と高潮線では海水に触れる時間帯が異なることがあげられる。
観察は時間が経つにつれ現れてくる、より低位の潮だまりを順に観察していくと、さまざまな生物相を高位から順に比較しながら観察できます。生物は非常にうまく隠れており、見つけることはなかなか難しいです。また見慣れない生物は見分けもつきにくいです。でも、観察を進めていくうちに、居場所や特徴がつかめてくるので、コツさえつかめれば多くの生き物を観察できます。
●緑藻類
・アナアオサ
・ミル
●褐藻類
・ヘラヤハズ
・アラメ
・イシゲ
・ヒジキ
・ウミトラノオ
・ウミウチワ
●紅藻類
・タンバノリ
・ナミノハナ
・イバラノリ
・サンゴモ
・マクサ
・シワヤハズ
・オキツノリ
・ツノマタ
・オオバツノマタ
・カイノリ
・マタボウ
●海草
・アマモ
上記以外にも多種多様な生物がいました。