Conference of Asian Youth on Biodiversity in Aichi 2009(生物多様性アジアユース会議in愛知2009)
8月5日に本校生徒会執行部が、アジアユース生物多様性フォーラムに参加しました。
第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)が来年2010年に名古屋で開かれ生物多様性条約が締約されます。
それに向けて青少年にも生物多様性について考えてもらうための活動です。

2010年10月18日〜29日に愛知県名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が世界の192カ国、1万人の参加で開催されます。それに向けて、「生物多様性アジアユース会議」がアジア13カ国の高校生から大学院生まで約80名が参加して3日間の日程で開かれました。そこでは、アジアの青年の交流と生物多様性に関する意識の向上等を目指し、8月5日(水)に成果発表を行いました。この会議は、アジアの同年代の考え方や文化の違いを認識しつつ、熱心に発表と討議を行い、多様な文化を認め合い、その成果発表を行いました。
(1)日時
2009年8月5日 14:00〜16:00
(2)場所
ウィルあいち ウィルホール(愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地)
(3)人数:約800人
(4)目的
・生物多様性の保全と持続可能な利用に関する理解を深めること
・国際的な議論や活動に参画する機会の提供を通じ、人材育成を図ること
・青年の国際的なネットワーク構築と相互理解を促すこと
(5)テーマ
アジア地域における生物多様性の保全と持続可能な利用
(6)発表会「アジアユース生物多様性フォーラム」の内容
・会議の成果発表の前に、鈴鹿ベルシティのイオンチアーズクラブ「ラッキーベル」のみなさんが作った壁新聞の発表は里山の自然や海の自然、熊野の自然についてなどの環境新聞をすべて英語で発表しました。
・自国またはアジア地域において青年が取り組んでいる生物多様性保全マップなどの発表諸活動を行いました。
・青年がアジア地域において、協力して取り組むべき課題やテーマについてアクションプランの発表が行われ、募金での植樹や土に還るショッピングバッグなどの生活の上での提案、資金や人材などのネットワークを作ること、Webなどで、ローカ ル活動をグローバルにしていくこと、エコツーリズムのすすめなどもありました。
・アドバイザー(敬称略)
朴恵淑(ぱくけいしゅく)三重大学人文学部文化学科教授
道家哲平(どうけてっぺい)(財)日本自然保護協会/IUCN日本委員会事務局
・生物多様性に関するアジアユースによる提言「アジアユース宣言」を発表しました。
その宣言は、青少年の現在と未来、教育と啓発キャンペーン、世界的な視点と協力 の3つを主眼におき提言しました。