遠的練習7月18日

丹羽高校弓道部と江南高校弓道部
昔からから丹羽高校弓道部には世話になっていた記憶が残る。
江南高校で顧問をやっていて二度にわたり助けられたことがある。
一度目は、矢を離す瞬間に弦が耳に当たる生徒がいたが、どうしても直せなかった時である。
丹羽高校の先生と相談したら、「練習試合をしてから、午後の自由練習の時、見てあげましょう」ということになり、
当日の午後しっかり指導してもらった。その後、耳に当たるのがピタリと止まり、
その生徒は新人戦で皆中(すべて当たる)して、当時の江南高校団体優勝の原動力になった。

二度目は、今年の総体支部予選会で、本校の生徒がゼッケンを忘れた時である。招集が始まった。
ゼッケンが一枚もない!招集時間に間に合わないと、射遅れで失格になる!時間が迫る!
招集数分前!ピンチ!そのとき丹羽高校の先生が自分の生徒を全員集めて、
「安全ピン持っている人いない?」と聞いてくれた。複数の生徒が、
江南高校のために安全ピンを即座に出してくれた。
すぐに、それで即席のゼッケンを付けた。間一髪セーフ!大会に出場できた。
よく練習試合を「勝った、負けた」のみに終始したり「本番に備えた予行演習」だけで終わりがちであるが、
丹羽高校と本校は、練習試合を通して助け合い(助けられることが多かった)、何かを高め合い、大事なものが残った。
県立学校間では、受験競争の悪影響で、進学実績で比較されることが多いが、弓道部に関しては、
「友情と助け合い」が、私が赴任して現在まで脈々と流れている。両校の弓道部の発展を祈ります。

県大会 2008年5月24日


支部予選会 2008年4月29日 男子個人2名と女子団体県大会進出

弓道部新人戦 2008年2月2日(土)津島市錬成館弓道場
男子個人準優勝で県大会出場、女子団体18中で県大会出場

2007年度前期報告へのリンク
2007年度後期報告へのリンク

安土の整備2008年6月14日